* 2010  10月号 * 

野舘けい子さんのコンサート

E音会とは長く親しく一緒に音楽を楽しませていただいている、野舘けい子さんが満を持してコンサート行う事になりました。コカリナという木で作った小さな笛を10年にわたって取り組み、今やコカリナの講師も務めるほどの腕前です。昨年末にご自分のCDを発表されて、お聞きになった方はお分かりになるように、その美しい音色は一度聞いたら忘れることができません。野舘さんは夢があって、もう少し年を取ったら全国を旅行しながら行く先々でコカリナコンサートを開いて、その土地の人たちと交流を持ちたい、というものです。その切っ掛けになる、このコンサートに多くの皆さんが来て下さるようご期待いたします。

野舘けい子10周年記念  コカリナの風コンサート

11月27日(土)14時開演(13時30分開場)

大井町駅 きゅりあん 小ホール

連絡先 野舘 090-2412-5494  Mailk_kocarina@hotmail.com

 

新しいメンバー

10月からハンドベルクラブに新しいメンバーが入りました。
本人達が入会申込書を書いてくれたので、そのまま平仮名でお名前を紹介します。

たんの りお    さん 八潮学園小学校2年生

だんていえん あい さん 八潮学園小学校2年生

二人ともとっても楽しそうに真剣に取り組んでいて2年生にしては立派な集中力に驚いています。学年が上のメンバーとも仲良くお付き合いできていています。

 

1011月の練習について

 ハンドベルクラブ

     10 2日(土) 八潮地域センター階 美術工芸室   2時から

     10月 9日(土) 八潮地域センター階 美術工芸室   2時から

     10月11日(月祭)ジャスコイオンデー レシート集め   3時の予定

     10月16日(土) 八潮地域センターが使えないのでお休みします。

     10月23日(土) 八潮地域センター階 美術工芸室   2時から

     10月30日(土) 八潮学園行事のためお休みにします。

     11 6日(土) 八潮地域センター階 美術工芸室   2時から

     11月13日(土) 八潮地域センター階 美術工芸室   2時から

     11月20日(土) 八潮地域センター階 美術工芸室   2時から

     11月27日(土) 野舘さんのコンサートに行きます。

 

子どもコーラスクラブ

 毎週月曜日 八潮学園小学部3階音楽室 4時から  

    10月は 4日、18日、25日  11月は 8日、15日、22日、29日

 

10月生まれの人

10月  1日 ベレス中脇瑠奈ジュリアさん 10  9日 鈴木 萌音    さん  

10 10日 曽根 マリア  さん    10 17日 プァム・カンアン さん 

10月 23日 井手 里音   さん    10月 25日 片岡 伸江    さん 

お誕生日お目出度御座います

 

“音を楽しむ”、だから“音楽”!その13 三沢えり子

〜アンサンブルの楽しさ〜

 私は、小さいころからピアノを習っていました。年に一、二度くらい、自分の先生や、他の先生の発表会に参加する機会があり、とても楽しみだったのが“連弾”することでした。 
 普段のレッスンは、独りで弾く曲がほとんどでしたが、発表会では、限られた人数でプログラムに変化を付けるため、また、曲として聴きごたえのあるものを、という方針からでしょう、必ず連弾のコーナーがあったのです。
 
初めてやったときは姉との共演でした。5才離れていましたので、一緒に遊ぶことも少なかったのですが、連弾してみたら、その楽しいこと!! たぶん音楽性も似ていた(と言うよりは、おそらくすごく影響を受けていたのだと思いますが)のでしょう、すごく息が合って、二人とも連弾の“とりこ”になってしまいました。学校の帰りに、連弾の本を買ってきては、レッスンではやらない曲をたくさん弾いたものです。
 独りで演奏するときは、2本の手を使うわけですね。ところが、連弾になりますと、4本の手で演奏することになるわけです。殊に、体も小さく、力も弱い子供のうちは、メロディと伴奏を2手で弾くことは実は大変なことですから、なかなか響きにくい低音を大きなお姉さんや先生に弾いて助けていただいて、独りでは作り上げることのできない大きな音楽を、一緒に生み出すことが出来ることは、嬉しい経験でした。

  歌でも同様です。小学校高学年になり、合唱曲に取り組めるようになると、独唱より斉唱(同じメロディを一緒に歌う)、斉唱より合唱(違う旋律を歌うことで、いわゆる“ハモる”歌い方)が面白くなりました。中学校はミッション系でしたので、修学旅行、部活合宿の往き帰りのバスは、ずっと讃美歌のメドレー! 4声体で書かれているのを、各パート分担してコーラスするのです。のども鍛えられました。懐かしい日々です。

 部活は2年ほどでしたが、管弦部でチェロをかじって、ここでもアンサンブルの面白さにはまりました。パート練習では、レ、レ、レ、・・・、と何だかゴシゴシやっているだけみたいなのに、仲間と合わせるとモーツァルトの管弦楽曲になっちゃう、なんて素敵!というわけです。

 E音会の活動にご一緒させていただいて、“素晴らしいなあ!”と思うのは、ハンドベルクラブの皆さんが、ごく若い時期にアンサンブルを経験して、そのことをとても楽しんでいらっしゃることです。一人でできることは限られていても、その小さな力が集まって、一曲の美しい音楽を生み出すことで、『みんな違って、でもどの一人も必要』という、他ではなかなか経験することのできない貴重な体験をしているんだな、と思います。
 子どもコーラスも、少しずつ積み重ねができるようになって、だんだんハーモニーに取り組めるようになりました。大きな声で楽しく歌うことも大切にしながら、お互いの声を聴き合い、ハーモニーに気を付けて歌う、ということも次第にできていければいいな、と期待しています。


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