* 2010  6月号 * 

E音会サマーコンサートの日程

毎年7月に行っているE音会サマーコンサートの日程が決まりました。7月24日(土)に地域センターのいつも使っている部屋(講習室3)が使用できるようになったので、開催出来ることになりました。このコンサートは、音楽祭以降に取り組んでいる新曲の出来映えを保護者の皆さんやお友達に聞いていただくためのコンサートです。

E音会サマーコンサート

 7月24日 午後5時30分開演 

 八潮地域センター 2階 講習室3

 

チーム大田吹奏楽団第20回定期演奏会の報告

八潮音楽祭に連続出演していただいている「チーム大田吹奏楽団」の記念すべき第20回定期演奏会に行ってまいりました。アマチュア楽団ですが、毎年レベルの高い演奏を聴いていてはいましたが、今回も期待を裏切らない、内容の濃い演奏の数々でした。演奏会は3部に分かれて変化に富んでいて、素人の私を飽きさせない構成、しかも拝見したことのあるお顔が壇上に並んでいて立派な演奏をされていて胸がいっぱいになりました。

1部はお得意の曲目ばかり。曲がこなれていてさすが歴史のある楽団と思わせてくれました。2部では「ニュースで振り返るチーム大田」と銘打って、それぞれの時代に流行した名曲を紹介しながら、ニュース形式で20年の歴史を振り返っていました。団員のみなさんの演技(!)も楽しめました。3部は「ダンスセレブレーション」というテンポの良い曲で盛り上がって、最後はアニメ「ジャイアントロボ」から抜粋された迫力満点な曲で締めくくられました。団員のみなさんの熱い思いが客席まで伝わってきて、感動しました。拍手喝采。アンコールのあとも鳴りやまぬ拍手にもう一度アンコールでした。さすがチーム大田!今後のさらなる活躍を期待しています。そして、八潮音楽祭でまた会えること、八潮学園の吹奏楽部との共演も楽しみにしています。                         (赤佐さえ子)

 

月の練習について

 ハンドベルクラブ

6月 5日(土) 運動会のためお休みします
 12日() 八潮地域センター階 美術工芸室   2時から
 19日(土) 八潮地域センター階 美術工芸室   2時から
 26日(土) 八潮地域センター階 美術工芸室   2時から
 7月 3日(土) 八潮地域センター階 美術工芸室   2時から
 11日() 八潮地域センター階 和室2     2時から
 17日(土) 八潮祭りのためお休みします 
  20日から23日まで練習を入れます。後日お知らせします。
 24日(土) 八潮地域センター階 講習室3    2時から

子どもコーラスクラブ

 毎週月曜日 八潮学園小学部3階音楽室 4時から  

6月は 14日、21日、28日  7月は 5日、12日 24日は4時集合予定

 

月生まれの人

6月  2日 宮平 琴音  さん     
  4日 五十嵐 美咲 さん  

  8日 河原 朱里  さん     
 18日 中嶋 郁実  さん

 25 五十嵐 秀美 さん     
 26日 武石 佳子  さん  

お誕生日お目出度御座います

 

“音を楽しむ”、だから“音楽”!その10 三沢えり子

〜お稽古事〜

 私の小さいときは、今ほどはお稽古事の種類そのものが多くはなかったように思います。小学校の同じクラスでは、女の子はピアノがほとんど、バレー(踊るほう)の漫画が流行ったせいか、バレリーナを夢見る同級生もクラスに5人ほどいたでしょうか。男の子は剣道くらいだったと記憶しますが、東京オリンピックが1年生のときだったこともあって(歳が分かりますね!)、スイミング教室に通いだす子が出てきた最初の頃でした。

私は、通学に時間がかかりましたし、小さい頃は体が弱く、学校の行き来で精一杯の状態だったので、はじめは何もお稽古事をしていませんでした。上の姉はお箏、下の姉はピアノを習っていましたが、私は末っ子だったので、両親の気が回らなかったのかも知れません。今から思うと気の毒な子のようですが、それはそれで、気楽な立場で楽しい毎日で、おサルのように遊んでばかりいました。でも、姉がレッスンの帰りに毎回駄菓子屋さんでビーズとか、リリアンを買ってくるのにあこがれて、自分もピアノを習いたいと思い、ある日母に頼みました。はじめの返事は「駄目」でした。どうやら不純な動機を見破られていたようです。ところが、何回か頼んでいるうちに、本当にピアノを上手になりたいと思い始め、お願いにも熱が入って、2ヶ月くらいたった頃、ようやくOKが出ました。どうやら、この子が本当にピアノをやりたいのか、一時の思いつきなのか、見極めていたようとしていたらしく、これは完全に母の作戦勝ちでした。1年生の夏ごろのことです。

始めてみると、傍から見るのと実際弾くのでは大いに違い、大変でした。バイエル、という教則本が大嫌いで、今教える身になって「これはよくできたテキスト」だとは思うものの使う気がしないのは、ほとんどトラウマになっているに違いないと思うほどです。それでも、姉が前に弾いていたのをうっすら聞き覚えているので、とんとん“お丸”をもらいました。私はそれがとっても得意で、「直ちゃん(姉の名)は3週間かかったけど、私は1週間でお丸!」と憎たらしいことを言っていました。

そんな時、母に、「えりは、指はよく動くけど、努力と表現は直ちゃんが上。人が弾いたのを聞いて覚えていたのだから、早く丸をもらうのは当たり前。末っ子は有利なの」と釘をさすように言われたのを忘れることができません。その日はとてもショックで、みんなの前では泣かなかったのですが、一人になったら悔しくてぽろぽろ涙が出て、もうピアノなんかやめちゃおうか、と思ったくらいでした。

今親になって良く分かるのですが、子どもには色々なタイプがあって、同じ両親から生まれても、まったく持ち味の違う性格に育つもののようです。親は、子どもの性格を見極めて、努力をほめたり、出すぎた杭をトントンと優しく打ったりしなければなりません。同じことをしても、この子はうんと褒めて、でもこっちの子は褒めすぎると調子に乗って踏み外しそう、などと、接し方を変えなければなりませんね。思い起こすと、両親はごく自然にそのことをやってくれていたようでした。


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