* 2010  5月号 * 
 

子どもコーラスクラブ保護者会開催

4月10日午前10時よりE音会子どもコーラスクラブの保護者会が行われました。E音会子どもコーラスクラブは2006年6月にスタートしました。出来て直ぐの7月に「六行会ホール」で「E音会サマーコンサート」があり慌ただしいデビューをしました。三沢先生は相当焦っていらっしゃったと思いますが、懐かしい思い出です。その時の出演者は10人程度でしたが、その後櫛の歯が抜けるように「元気の良い子」達がやめていって、5人を切りそうな時も有りました。練習の時に二人なんて事もあって「コーラス」という名前すら危ういときがありました。現在はスタート時から続けているのは、井上美羽さんだけになっています。1年生で参加してきて、同学年の子が居ない所為もあって最初は小さな声でしか歌わなかった美羽さんですが、今やクラブの中でも1、2を争うほど大きな綺麗な声で歌うようになりました。素晴らしい変化をしています。そしてクラブの頼りになるお姉さんに成長しました。
 さて、クラブの人数が10人を越えて安定してきたら保護者会を行って皆さんの「声」を伺ってクラブに反映する方針でいましたが、やっと今年開くことが出来ました。それぞれのご家庭での子ども達の反応や、保護者の皆さんの感想、要望等貴重な暖かいご意見を伺えて有意義な保護者会になりました。そして、それぞれのお子さんについて三沢先生が「愛情」あふれるコメントを寄せて下さって、保護者の皆さんの気持ちをほぐして下さいました。この保護者会で得られた事は「子どもコーラスクラブ」の運営に活かしていきますので、今後とも保護者の皆さんのご支援を宜しくお願い致します。そしてみんなで楽しく元気な「子どもコーラスクラブ」に育てていきましょう!

チーム大田吹奏楽団第20回定期演奏会

八潮音楽祭で多くの感動を巻き起こしたチーム大田吹奏楽団の第20回定期演奏会が開催されます。是非お時間の有る方はお出かけ下さい。(入場無料です)

5月16日 13時30分開演(13時開場) 

大田区民センター 音楽ホール 詳細はhttp://team-ota.sub.jp

 

月の練習について

 ハンドベルクラブ

  5月 8日(土) 八潮地域センター階 美術工芸室   2時から
  5
15日() 八潮地域センター階 講習室3    2時から
  5
22日(土) 八潮地域センター階 美術工芸室   2時から
  5
29日(土) 八潮地域センター階 美術工芸室   2時から
  6月 5日
(土) 八潮地域センター階 美術工芸室   2時から
  6
12日() 八潮地域センター階 美術工芸室   2時から
  6
19日(土) 八潮地域センター階 美術工芸室   2時から
  6
26日(土) 八潮地域センター階 美術工芸室   2時から

 子どもコーラスクラブ

毎週月曜日 八潮学園小学部3階音楽室 4時から  
 
 5月は 10日、17日、24日、31日   6月は 14日、21日、28日

 

月生まれの人
 
  5月  2日 壬生 七星  さん
  5
  8日 對島 藍   さん
  
 12日 井上 美羽  さん
  5
 14日 東 仁美   さん
  5月 16
日 東田 理央  さん
  5
 24日 池野 ひとみ さん
  5
 24日 林 佳慧   さん
  
  お誕生日お目出度御座います

 

“音を楽しむ”、だから“音楽”!その9 三沢えり子

〜はじめは“こまどり姉妹”〜

先日は、子どもコーラス保護者会にお集まりくださいまして、ありがとうございました。お子さまのご様子、コーラスへのお気持ちを伺い、私自身、とてもお励ましをいただいたと思います。保護者の皆様、また、会を用意してくださったE音会の浜田先生、岩倉様に感謝申し上げます。
 会の中でちょこっとお話した私の育児経験を書いたら?と浜田先生からお勧めがありましたが、現在子育て中であることは皆様とまったく同じ立場ですので恥ずかしいです。やはり、小さい頃の音楽話にしましょう。私が小さかった頃、我が家では、テレビは子どもの手に届かない食器棚の上にあり、今とは違って丸いチャンネルを回すタイプでしたから、見たい時に自由に見るわけにはいきません。ただ、母が必ず見せてくれた番組が、『お母さんといっしょ』でした。
 その中で、まりよしこ先生という歌のお姉さんがいらして、初めての私の憧れでした。“あんな声で歌を歌いたい!”と子ども心に真剣に思っていましたし、自分自身で歌を歌うようになったとき、発声や歌い方など、良かったか悪かったか、は分かりませんが、知らず知らずものすごい影響を受けていることを感じました。小さい頃にどんな声を聞くかは、大切です、と私がいつも言っているのは、実体験からの言葉なのです。
 ほかには、山形出身の祖父が、沢山の民謡のレコードを所有していた関係で民謡が好きでしたし、親戚一同が集まってお酒が入ると、何故かは今でも分かりませんが東京六大学の応援歌をみんなで歌って盛り上がる、という、“歌うって楽しい!”雰囲気があったように思います。
 忘れられないのは、娯楽の少ない中で、あるとき、「“こまどり姉妹”(双子の民謡歌手、当時そこそこ人気があった)が近くにある病院で小さいコンサートをする」と聞き、お手伝いさんにねだって、連れて行ってもらったことです。目の前に、テレビでしか見たことのないタレントさんがいて、美しい大振袖に飾られて、聴く人たちをこんなに幸せな気持ちにしてくれるのだ、ということを目の当たりにしました。憧れましたね!
 次になりたかった(!)のが、『美空ひばり』さんです。もう、ひばりさんは大好きでした! 今でこそ、ひばりさんは押しも押されもせぬ名声に包まれていますが、当時は色々な事情で、バッシングされていて、それでも凛として歌い続ける姿に感動していました。後に知ったことですが、英語の歌も完璧に歌いこなす耳の良さ、一度聴いた歌はすぐに歌えるという能力を持っていらしたということで、まさに不世出の天才だと思います。他にも、兄達が讃美歌を歌う、同居の叔父がいつもクラシックを聴いている、という具合に、とにかく雑多な音楽を耳にしていました。今も、様々なジャンルの音楽が好きなのは、こんな子どもの頃の影響かも知れません。


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