E音会ニュース 2009年10月号
☆ハンドベルクラブ品福第三かもめ園もみじ祭りで演奏
10月24日(土)13時から15時の間で品川総合福祉センター(地域センター向かいの建物2階)第三かもめ園のもみじ祭りでハンドベルクラブが演奏することになりました。時間帯は13時から15時の間で4つのグループの演目があってそのうちの一つに加えていただきました。サマーコンサートで演奏した曲や9月以降取り組んでいる曲の中から30分弱の演奏になります。是非お立ち寄りください。
☆子どもコーラスクラブで日比野幸さんミニコンサート
E音会子どもコーラスクラブでは、10月19日(月)午後4時からのレッスンの時間に、世界的に活躍していらっしゃる声楽家の日比野幸さんをお招きして、ミニコンサートを体験します。心がやわらかい幼い日に、本当に美しい歌声を聴くことは、素晴らしいことです。又声を出す、ということには、「それまでどんな声を聴いてきたか」がとても大切だと思っています。子どもが聴いて楽しい歌と、ご自分のレパートリーから選曲していただきますので、きっと素晴らしい会になると思います。お時間の都合のつく保護者の皆様もぜひいらしてください。
【日比野幸さんのプロフィール】
洗足学園大学卒業。同大学附属オペラ研究所第6期修了。二期会オペラ研究所修了。
第40回日伊声楽コンコルソ第3位。また、イタリアにて第5回TITO GOBBI国際声楽コンクール最高位受賞。第6回藤沢オペラコンクール第1位、および福永賞。数々のオペラ舞台はもちろん、宗教曲、ベートーベン『第九』のソリストとして、高い評価を得て活躍中のソプラノ。忙しい合間を縫って、子どもたちに歌の素晴らしさを伝えるべく、様々な活動をしている。初CD『フェリーチェ』が大好評のうちに発売中。現在、二期会会員。
10月19日(月)午後4時
八潮学園小学校3階第一音楽室
☆9月10月の練習について
ハンドベルクラブ
10月 3日(土) 八潮地域センター1階 美術工芸室 2時から
10月10日(土) 八潮地域センター1階 美術工芸室 2時から
10月11日(日) ジャスコ 黄色いレシートのキャンペーンに参加
10月17日(土) 施設使用不可なので練習を中止します。
10月24日(土) 第三かもめ園のもみじ祭に出演 詳細は後日お知らせ
10月31日(土) 八潮地域センター1階 美術工芸室 2時から
11月 7日(土) 八潮地域センター1階 美術工芸室 2時から
11月14日(土) 八潮地域センター1階 美術工芸室 2時から
11月21日(土) 八潮地域センター1階 美術工芸室 2時から
11月28日(土) 八潮地域センター1階 美術工芸室 2時から
子どもコーラスクラブ
毎週月曜日 八潮学園小学部3階音楽室 4時から
10月は5日、19日、26日 11月は2日、9日、16日、30日
☆10月生まれの人
10月 1日 ベレス中脇瑠奈ジュリア さん
10月 9日 鈴木 萌音 さん
10月10日 曽根 マリア さん
10月17日 プァム カンアン さん
10月23日 井手 里音 さん
10月25日 上原 ななえ さん
10月13日 渡辺 香月 さん
10月26日 片岡 伸江 さん
お誕生日お目出度御座います。
☆ “音を楽しむ”、だから“音楽”!その2 三沢えり子
【いつもこんな感じです】
子どもコーラスって、いつも何をしているんですか? 特に、「ウチの子やりたいって言ってるんだけど、どうしましょう?」とお考え中の保護者の方から、よくこの質問を頂戴します。
今は、小学1年生から4年生までの15名が参加しています。4時少し前になると、一旦家に帰った人も、スマイルで「時間よ」と言われた人も、元気に「こんにちはー!!」と言いながら、音楽室に入ってきます。この原稿を書いている時点では、新しい校舎になってまだコーラスは2回、と日が浅いので、探検ポイントもどっさり! 「はーい!あいさつするよー!!パンパン(これは手を叩く音)!」と促されるまでは、うろうろしたり、スマイルから引き続きの追っかけっこで喉と体をウォームアップしたりします。ただし、“汚い声で怒鳴ったり笑ったりする”のは、厳禁。そういう時は“美しい声で笑って!”とチェックされてしまいます。
レッスンが始まると、まず「挨拶」です。始まりは「よろしくお願いします」、終わりの時には「有難うございました」。これは、お互いがいなければコーラスは成り立たない、あなたがいて有難う、との気持ちをこめて、みんなでします。以前、人数が少なかった頃は、輪になってしていました。今も意味は同じですし、そういう心になっていない人が一人でもいると、「もう一度」です。
次に、挨拶の体勢のまま発声練習をします。一日学校で過ごして、もう喉は温まっていますが、お腹を感じ、体が一本のストローになったように、きれいな声を出すことはまた違った作業です。よい声が出てきたら、みんながよく知っている歌を一曲歌って心を整えます。一人ひとりが自分専用のファイルを持っていて、そこには常時20曲近くの歌が入っています。“さあ、やるぞ!”モードに入って、今度は新しい歌に取組む時間。今は、組曲『チコタン』と、『WAになっておどろう』が形になるといいなあ、と思っていますが、ワイワイ歌うのは楽しくてもちょっと“ハモリ”があると、全体の声も半分になってしまうのがもったいない。歌えてるのにネ。
さて、疲れてきた喉を休めるのには、ソルフェージュのテキストで音の勉強、ピアノで弾かれた和音を当てるゲーム、最初はわからなくても、少しずつでも五線が読めるようになって欲しいです。さあ、気を取り直してまた新曲に取組んだ後は、リクエストコーナーで、何と言ってもダントツ人気は、『スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス』。あっと言う間の45分間が終わって、挨拶して帰ります。
毎週こんな感じでにぎやかにレッスンは進みます。 続く
☆ E音会代表からちょっと一言 赤佐さえ子
E音会はここ数年サマーコンサート、クリスマスコンサート、八潮音楽祭、在宅介護センターでの演奏が主なステージになっています。夏とクリスマスは内輪の会になってきて、それはそれでアットホームな感じでとても素敵。介護センターではお年寄りや保育園の園児と触れ合える貴重な演奏の場になっています。今年は第三かもめ園にも声をかけていただいて光栄の至りです。
つたない演奏ですが、一生懸命聞いてくださる方々がいるのは本当に幸せです。普段は接点のない人たちとも触れ合えて、音楽ってすごいなとあらためて思います。